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美術タイルの最高峰!花街を彩る「泰山タイル」を探し出せ~に参加してきた話~
泰山タイルと出会って早4か月が経ちました。
自分自身を取り巻く環境が、物凄いスピードで変化していくことを楽しんでいるコーゾーです。
最初にご報告させてください。
ブログやSNSでも告知させて頂きました泰山タイルのトークセッション
巨匠建築家たちが愛した「泰山タイル」の魅力に迫る
が予想を上回る反響を頂いております 感謝しかございません!!
ありがとうございます。
まだ若干ですがお席に余りがございますので、ご検討頂いている方がいらっしゃいましたら是非この機会に下記のURLより申し込みをお願いいたします。
さて、本題ですが泰山タイルのことを何も知らない私はネットで検索したり、泰山タイルと思われる場所に見に行ったりとしておりました。
そんな矢先に夜な夜な泰山タイルをググっているなかでこんな企画に出会います。
美術タイルの最高峰!花街を彩る「泰山タイル」を探し出せ
~ついに発見!伝説の裸婦像、鳳凰を象ったタイル、山内任天堂まで~
まいまい京都さんが主催するイベントでした
もうこりゃ行くしかね~ということで即効申込したところ、なんと抽選とな・・・
そんな需要あるんかいな??と思いながらも当選を待ちます・・・
時は流れてメールで無事当選のお知らせ(持っているんです !!わ・た・し
この申込を済ませた後に、1枚の泰山タイルを通じて、このイベントの企画・案内人である泰山タイル愛好家の柏原さんとお会いすることになるのです。
1枚のタイルが繋ぐ縁
そこから一機に今回の泰山タイルトークセッションまでダッシュするのですが・・
この先は何処まで繋がっていくのか自分でも予測がつきません
ハナシを戻して、今回参加して来たイベントで、自分の考え方と泰山タイルの交差点が見えたような気がしたので、そのことについて書いてみようと思います。
まず初めに、まいまい京都さんが主催するイベントに初参加した訳ですが、調べてみると・・なんとなんと!!
物凄い数のコンテンツがあるじゃないですか!
ブラタモリの影響かどうかはわかりませんが、街を散歩しながらその場所の由来や歴史について深く掘ったお話しをリアルで見聞きすることに、これだけの価値を見出している方々がいることに驚きました。
まさに時代はモノ消費からコト消費に移行しているということを認識しました。
そして参加日当日、集合場所には沢山の人生の先輩方がいらっしゃるじゃありませんか・・(私が一番若かったのかも??
このツアーには抽選であたった18名の方が参加されておりました(中には抽選ではずれてキャンセル待ちで参加出来た方も)人気コンテンツだったのです!!
ガイドの柏原さん以外にもまいまい京都さんのスタッフさんが3名程で誘導や交通整理などの安全確保を行ってくれていました。この辺りの捌き方は流石にプロだなと感心しかございません。
イベントの内容についてはネタバレして商売のお邪魔になってもいけませんので要所要所を掻い摘んでご説明させてください。
今回は京都の花街である五条楽園を巡りながら泰山タイルがなぜ花街に愛され咲き誇ったのかというお話しを聞かせて頂きました。
ガイドの柏原さんはプロのラジオパーソナリティだけあってハナシの運び方と落とし方が上手い!!
イベントタイトルの「捜し出せ」の通りどれが泰山タイルなのか?なぜそう判断出来るのか?
近代有名建築を数々飾ってきた泰山タイルが、なぜ五条の花街に咲き誇ったのかをエビデンスに基づく考察と、足で稼いだ情報をしっかり分析し自分のコトバで表現されたコンテンツに参加社18名はグッと引き込まれておりました。
参加され方の中にはそれほどタイルに興味があるわけではない方や泰山タイルってなんですか??の方まで・・
それでもツアー終盤には、泰山タイルの持つ魅力と京都最大の花街だった旧花街の趣と、柏原さんのトークに魅了されておりました。
約3時間のツアーはアッという間に終了し、最後は柏原さんが集積した泰山製陶所の貴重なコレクションを拝見させていただきました。
せっかくなのでひとつだけエピソードを
昔の花街は今と違って色とりどりのネオンサインはありません・・そのかわりを担っていたのが・・
今回、私がこのツアーに参加した一番の目的は、参加者の皆さんが泰山タイルの何処にどんな興味や魅力を持っておられるのかを実際に会って聴いてみたかったからでした。
残念ながら参加者全員の方とはお話しする時間や機会がありませんでしたが、数名の方とはお話しが出来、参加された理由やイベントへの参加頻度、タイルについての興味ポイントや泰山を知ったきっかけなどをお聞かせいただくことが出来ました。
私は約30年タイル業界で働いております。
タイル業界については、今風にいうと【中のひと】であります。
タイルがどこでどのように作られ、どれぐらいの量がどれぐらいの価格で取引され、誰がどこにどのように貼っているかを知っていると思っていました・・・
タイルについては知らないことはほとんどないとも思っていました・・・
まさに井の中の蛙・・
自分がいかに浅い井戸で過ごしてきたのかを知る良いきっかけとなりました。
視点を変え、環境を変え、考えて行動することで新しい出会いと気付きが生れます。
このイベントに参加して改めて学んだことは
・ひとに会う
・現場を踏む
・深く掘る
今年の4月12日にタイル名称統一100周年を迎えます
我々の業界にとっても節目の年となります。
この時代に居合わせたモノのひとりとして、もう一度タイルの価値を高めていきたいと考えます。
泰山タイルが時代を着飾ったあの頃のように!!
最後に、泰山タイルツアーの最後に当社のイベント告知や宣伝をさせて頂く機会を頂けましたこと
社を代表して感謝申し上げます。
ツアー参加者の皆様、まいまい京都スタッフの皆様、誠にありがとうございました。
また次回参加させてくださいませ!!
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こちらも是非覗いてみてください