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私はなぜ山に登るのか・・前回のつづきです!!

ひとは範囲を決めることで逆に動きやすくなる  MB(バイヤー)

範囲を決めることで何をどうすれば良いのかを思考することが可能になるが、無限の領域では思考は停止する。

自分に与えられた時間は有限であり使用できる資源もまた有限である。

だからこそ、何かをしようと企むのだと思う

自分の持ち時間があと50年を切ったコーゾーです(99歳まで生きる予定・・

前回からの続きになります。

前回までのあらすじはこちら↓

冬山→雪山→凍傷(指が無くなるヤツ)→絶対に踏み入れてはならない領域と思っていましたが、雪が積もるまでなら大丈夫かなと思い、冬の山に脚を踏み入れます。

熊野古道を歩いて人生観が少し変わり、山旅にどっぷりとハマってしまった私にも冬が訪れます


山の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、私にとって山の楽しみのひとつに道具への拘りがあります。

雑誌などでも【男の拘りギア】等は良く目につくと思いますが・・・道具っていいんですよね~

今までやってきた趣味もほとんどが道具が必要な趣味でして・・・所有欲には切りがないってことは今までの人生で、もう充分承知して要る筈なのに証拠にもなく、また道具を集めだしてしまいます。

ただ、山登りの道具選びは失敗すると生死にかかわることもあるので状況に応じたモノを選ぶ楽しみと必要があります。

環境に合った道具選びに失敗すると長い夜を越えることになります・・・涙


そんなこんなでドンドン道具を買ってしまい、とうとう雪山に脚を踏み入れることになります。

自分の人生で雪山はスノボしに行くとこって思っておりましたが・・まぁこの流れはデフォルトでありました

春夏秋のスリーシーズの山と違い、冬山ってものすごくいいんですよね~!!

何故かって??

簡単には登らせてくれませんから!!

だからこそ、何度もチャレンジして登れた時の喜びと、そのあとのビールと温泉が最高なんですよね。


登るたびに全く違う表情を見せてくれるところもヤラレルポイントであります。

人間の欲望に限りは無く・・

まだ見ぬ世界へと脚を踏み入れていきます。

そして憧れの森林限界を超える旅に出ますが・・

厳冬期の八ヶ岳の岩場では足が竦んでしまい

一瞬動けなくなってしまいました。

自分の技術や経験が足りないことを知り、登りたい山へ向かうための鍛錬を行うようになります。

八ヶ岳下山後の翌々日に会社休んで六甲山にロッククライミングの講習に飛び込みました。

この辺りの意思決定の速さと行動スピードには自信がありますw


この時すでに山旅はどうなっとんねんって感じなんですが・・

岩登りのギアを買うのに夢中になっていました(汗・・


山登りを楽しむためにはバディと言われるパートナー選びも重要なファクターになります。

私の場合はパートナー選びに失敗しまして(笑)自称山の達人らしいのですが・・・

イケイケのオッサンとバディを組んだので、いつも私がブレーキ役で消耗しております(涙

皆様もパートナー(登山も人生も)選びは慎重に!!

そして我々の次なる目標は雪山北アルプスのド定番西穂高岳に決定します

ここに向けて物凄いスピードで道具を買い揃えていきます・・

なぜなら真夜中のテント内気温はマイナス20を超え、岩場でのミスは死を意味するからです。

森林限界を超える雪山の夜は下界では想像を絶する世界です。

一度踏み入れると、この世界の虜になりますのでご注意を!!

そして満を持して厳冬期の西穂高岳へと脚を踏み入れます。

一度目のチャレンジは天候にも恵まれて独標と呼ばれる場所まではたどり着いたのですが、その先の急峻な岩場に恐れおののき、ここで撤退を決めます。おうちに無事帰るまでが登山なので(汗・・・

必ずや次回はその先の頂きを観に帰ってくるぞと誓いながら

それから約ふた月後に、その時は訪れます

厳冬期は終わりをつげ残雪期と言われる4月26日に目標であった西穂高岳にたどり着きました。

目標を達成しても尚、山への想いは落ち着かず、更にその先にあるまだ見ぬ景色を求めて今も彷徨っております。

山登りはロールプレイングゲームによく似ていると思っています。

知識を得て装備を揃え仲間を見つけ冒険に出る。

知る・わかる・出来るを繰り返して、自分の世界を広げていく先にある未来にワクワクする。

私はなぜ山に登るのか

今の私自身が見つけた答えは・・・

理由なんかいらない

自分が本当にやりたいと感じたことを

最大限に手を伸ばして届くギリギリの範囲で

すぐやることが大切なんだと感じています。

そこに理由なんかいらない

やる範囲を決めるだけでいいんじゃない

なので山登りにワクワクしなくなったらすぐに辞めると思います。

サンクコスト効果で無駄に時間を浪費したくないので(笑

おしまい

【お知らせ】
私が働く中村タイル株式会社のホームページをリニューアルします。

これからの将来にむけて、新しい挑戦をしていきますのでご期待ください!!

今現在は会社の顔になるトップページを鋭意作成中でして
うちのユーチュー部が健闘しております

10月末には公開出来ると思います。

このブログでも発信して参りますのでご期待ください!!

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