- 中村タイルのこと
ベトナムに行ってきた VOL.2
前回からの続きになります!!
最初から読みたい方はこちらから
僕は今回ベトナムに技能訓練実習生(以後、実習生)を探しにやってきたんだけど
勿論、何の伝手もなしに来て職人さんをナンパするわけじゃなくて
#あたりまえだ
今回は大阪を拠点にしている技能実習機構の組合さんを通じて希望者の面接をセッティングしてもらう
今回の日程はこんな感じ
初日:関空~ハノイ~ホテル
二日目:実習生面接
三日目:実習生家庭訪問~帰国
そして無事に関空からハノイについてホテルに到着し近所を散歩したあとは美味しいベトナム料理を食べに行き
その日の夜はハノイのナイトマーケットに連れて行ってもらった
ここはフランス植民地時代の旧市街地と呼ばれている場所で3階建ての煉瓦造の間口の狭い建物が密集して建っていてイメージは京都に似ている
間口の広さに対して税金が課せられていたらしく、どの建物も一様に間口が狭く奥に長いウナギの寝床
ナイトマーケットのメインストリームではTOYOTAの新車発表が行われていて、車と一緒に写真をとる行列が出来ている
なんと海外メーカーの車には関税100%!!すごい高級車なんだ
ちなみにベトナムではTOYOTA カムリが人気車らしく・・
なぜ人気なのかは教えてくれなかった
そしてベトナムの夜は更けていく
そして二日目は今回のミッションである実習生の面接にハノイ郊外にある軍の施設に!!
なんと日本の研修センターが軍の施設のなかにあり、そこで面接が行われるのである
今回は6名の志願者から体力テストと面接を実施して2名を選考することになり
実はベトナムに来る前に僕は実習生指導者研修を受けていて、その時に講師から体力は個人差がなかりあって職種によってミスマッチを起こす原因になるから、よく見ておいてくださいって言われていたんだよね
体力テストが終わってからは、各一人づつ面接を実施
主に質問は現在までの職歴と日本に来たい理由、あとは集団生活や仕事のことなどを説明したり
どんな時に喜びを感じるかなんかも聞いてみた
ベトナムの人の価値観は家族が一番大切(日本では自分がいちばんかな?
ベトナムでは3世帯で暮らしている家族がほとんどで、一番の稼ぎ手であるお父さんは出稼ぎに行っていて家に居ない場合が多く、お母さんも近所で働いていて、その結果子供はおじいちゃんおばあちゃんが育てることになり、子供たちは親や祖父祖母や兄弟をとても大切に思っていると教えてもらった
このあたりの環境は昭和30~40年代の日本に似ていて、都会も田舎も地域差はないようだ
面接では無事2名を選考して、その場で採用を伝えて本人たちと記念写真を撮影
ここから3~4か月ここで日本語を勉強して年末に来日し年明け早々から入社となる予定
採用となった二人は緊張してたけど、僕も二人の人生に大きな影響を与えることに改めて自分自身に覚悟を決める瞬間となった
無事面接が終わってホッしたので、あとは観光ついでに夜の街に
とはいえ、同行者が真面目な人(社長)なんで観光スポットやで
ここがとても素敵な場所で月曜日の夜なのにベトナムの人がたくさんいて、夜になると国旗が降ろされるのを見に来ている
毎朝毎夕やってる行事らしいのですが、すごい人やで!!
兵隊さんもフレンドリー
とても社会主義の国とは思えないぐらいの神対応
そんなこんなで二日目の夜も更けていきます
つづく