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銭湯とタイルと私 タイルの魅力ってなんだ?
わたしが生まれた街【大阪市西区九条】には3件ほどの銭湯があったと記憶しております。
実家は商店街にあるパーマ屋さんで、小学校2年生まではそこで暮らしておりました。
今から40年以上前の話です。
信じられないかも知れませんが、当時の家はお風呂がなく毎日銭湯に通っていました。
洗面器と着替えを持って、店が終わってから銭湯に通う日々は今でも薄っすらと記憶に残っております。
お風呂上りはコーヒー牛乳と決めていました! コーゾーです。
【タイルの魅力】ってなんだろうと考えてみました。
自分が幼いころから慣れ親しんだ銭湯と、今の自分の生活を支えてくれているタイルには親和性があり、現在はその両方が少しずつ世の中から減り続けております。
30年ほど前に赤崎タイルさんという営業風呂(銭湯)専門のタイル屋さんが上本町にありました。(すごくないですか?専門ですよ!
当時の私のお客様で、現場である銭湯にもよく打ち合わせや納材に行きました。
九条を離れてから銭湯に行く機会もぐっと減っていた時期だったのでお湯の張っていないお客さんのいない銭湯に入るのはとても新鮮だったなぁと記憶しております。
銭湯ではいろいろなタイルが壁や床に散りばめられており、それぞれに【なぜそこにこのタイルを張ったのか】という意味を説明してもらったり銭湯オーナーの考え方などを少しですが聴けたことなどは自分にとってとても有意義でありました。
現在そのタイル屋さんも廃業されてしまいましたが・・(残念
私は銭湯もタイルも大好きでオワコンにはさせないぞ!
と強く思っております。
今回は文化という側面から、銭湯とタイルの魅力に迫ってみたいと思います。
無理矢理感は否めませんが気にせずに行きます!!
わたしのおすすめ銭湯ベスト3!!(タイルはおまけ 汗)
いきなりNO.1です
ドン
花岡温泉です
場所は三重県松阪市にありますがカーナビではたどり着けません!!
市街地の中にヒッソリと佇んでおり、その存在に気づくまでかなりの時間を要します。
やっとの思いで現場をみつけ突入しても一般の銭湯と違い番台に人がいない場合があります・・マジか!
ゆったりと待っていれば、そのうち店の人が現れますので気長に待ちましょう。
焦りは禁物です。
素晴らしいお風呂がお迎えしてくれます。
ここでタイルの解説です
湯舟に貼ってあるのは白の八分半丁と呼ばれるタイルです。
タイルメーカーのカタログでは目にすることは出来ませんが、未だ生産している工場があったはず!
床は八分角(25ミリ)の市松張りで、壁は同じ八分角の白ですね。
この銭湯をひとことで表現すれば
シンプル イズ ベスト
銭湯歴49年でダントツの熱さNO1でした!
湯舟に30秒以上入れたのは5人の中で私だけでした。
お風呂上りにオーナーさんが『よく来てくれたねぇ』と全員にジュースをくれました。(感謝
素敵だ。
続いてNO2は
日本最古の銭湯ですね。
銭湯マニアとしては抑えておかなければならない場所かもしれません。知らんけど・・
銭湯とタイルの感想は特にありません・・・
石鎚山に登りに行きたいなぁ
そして最後はここ
ドン
ここも素敵な銭湯です!
ググればすぐに出てきます
迷いませんw
今流行りのサウナもあります。
もちろんタイル張りですね!
ととのってます(笑
午前中に大文字山でトレランし
銭湯で汗を流して
近くのバルで呑む
早くそんな日常が戻ってきて欲しいものです。